押入れは奥行きがあるので、布団以外のモノを入れようと思うとなかなか難しいですね。結婚して最初に暮らした団地には、1間半の大きな押入れがついていました。リフォームで押入れを取り払うと4畳半が6畳になるのですが、収納量が魅力的だったのでそのまま使うことにしました。

押入れ10倍活用術 ~押入れリフォーム傑作例~

押入れ内部の活用を考えたときに最初にぶつかるのが上下を区切っている中板の問題。長い洋服を吊るすにはじゃまになるし、かといってふとんも収納しようとなると外すわけにもいかないという、やっかいな代物です。

川島さんは、中板をまん中でカットするというユニークな方法で丈の長い洋服を押入れに収納することに成功しました。
狭くなるのでタンス類は部屋に置きたくないという奥さまのアイデアによるもので、ちょうど中板のまん中に支えがあったので補強工事などはいっさい必要なく、希望の位置で中板をばっさりと切るだけの工事ですみました。切り取った部位に付いていたかまちを切り口に取り付けているので、切り口の見た目が悪いとか、洋服がひっかかるとかいったことはなく、まるで最初からそこまでしかなかったかのような出来栄えです。

中板のカットだけは大工さんに依頼しましたが、それ以外は自分達で使いやすくするための工夫をしています。中板がなくなってオープンになった部分には、手前に引き出せるしくみのハンガーパイプを取りつけてスーツやワンピース、コートなどを収納。下のあいた部分にも衣装ケースを置くなどして無駄をなくしています。

中板のあるほうにはふとんのほかに押入れダンスやワゴンを組み込んで本やアルバム、衣類などを収納しています。こうした押入れ家具は通信販売のカタログなどで研究し、奥行きがめいっぱい使えて隙間のできないサイズのものを選びました。

押入れにひと工夫することで季節の衣類やなかなかきっちりと片付かなかった本がすっきりと収まり、部屋にタンスや本棚を置かずにすんだので、寝室を居心地よくすることができました。

中板をはずし、たっぷり収納のクローゼットに。出しやすい収納に徹底

HP用押入れ

↑市販の収納グッズは押入れ内部のサイズを測り、ぴったりあった物を探しました。
衣類収納が充実しているので、洋服ダンスは必要なし。だから部屋は広々

HP用押入れ2

↑奥行きがめいいっぱい使えるハンガーは手前に引き出せるものを取りつけました。
ご主人用と奥さま用に分けてあります。市販のもので1本4800円
(20年以上前の値段です)

HP用押入れ3

↑ふたつあるワゴンの中には、アルバムや手紙、書類などのほか、
散らかりがちな生活雑貨を収納しています。

今見ると、ワゴンの中の収納なんて駄目だめですが分けたり奥行きを使った収納アイディアとしては良いですね。ラベリングもしてあるし。。。 引き出しが目線より高い位置にあったので、使いにくかったのを思い出しました。
押入れハンガーは、今ではつっぱり式のタイプが1280円で販売しています。
掛ける重さは10㎏までですが、安くて良い品が増えましたね。なんといっても、インターネットがあるから便利。当時は、ネットが無いので雑誌とお店を廻って収納グッズを探してました。

押入れ収納で使っていた引き出しやワゴンは、今でも納戸やサニタリー収納庫の中で全て使っています。どこでも使える規格サイズのモノは引っ越しや模様替えに便利です。
押入れ収納は、編集者さんにとても気に入ってもらって何度か取材され数冊の雑誌に載りました。その時々の記者の方のコメントが今読むと面白い。

「几帳面な性格の奥様のマリさん(27歳)。来春にはベビー誕生の予定で、今からベビー収納についても考えをめぐらせています」 
「几帳面な性格の奥様マリさん、これからも工夫して、使い勝手のいい収納を考えてください。」

こんなに几帳面って褒められていたなんて。この時以来、几帳面とは言われてませんが(笑)
子供が生まれる前の、懐かしい部屋です。この後、この部屋に子供のおもちゃを置きました。